現場ブログ
家を解体する前にすることをまとめてご紹介!
鳥取エリアにお住まいの皆様こんにちは!
鳥取地域密着の解体工事専門店のカネックスです。
ハロウィンの鳥取の朝は濃霧でした!なんだかおどろおどろしい雰囲気でてますよね(笑)
ブログ担当の私は境港の漁港を通って通勤しているのですが、
停泊している船に朝霧がかかっている景色、とっても幻想的でしたよ(*^^*)
さて、ブログを始めて約1ヵ月が経ちました。
そこで本日のテーマは「家を解体する前にすることをまとめてご紹介!」でお送りいたします。
はじめての解体に踏み込む…まず何からはじめたらいいの?と迷われる方が多いと 思います。どんなインデックスがあるのか、事前に知っていたらお得な情報を、まとめてお伝えしたいと思います!
鳥取エリアで空き家の解体工事をご検討中の方、建て替えに伴う解体工事をご検討中の方必見の内容となっておりますので、是非最後までご覧ください。
【もくじ】
1.解体工事は事前準備が大切!
まずは具体的な準備に向けた行動を進める前に、どのような項目においてどのような点が重要なのか、事前準備を進めていくべきかをしっかり把握しましょう。そのための項目としては次のようなものが挙げられます。
① 解体業者選び
② 補助金・助成金
③ 申請・手続き
④ 残置物処分
⑤ 地中埋設物
⑥ 近所付き合い
⑦ 慣習や信仰
⑧ 解体後の計画
解体工事の準備を考えておくことで必要なことが抜けてしまい慌ててしまう、ということは避けられると思います。
はじめの一歩として、工程や日数などを把握しておくことが重要です。
2.解体業者に関する情報収集
1つだけの要素で業者を決めるのは避けたほうが良いでしょう。
・知人の紹介
・地元の不動産業や工務店などの情報
・インターネット
・ SNS等の口コミ
などから情報収集し、なるべくトラブルがないよう、事前にその解体会社に出来ることを把握しておきましょう。
3.良い解体業者の選択基準
業者選びでは、次の点をチェックしながら行ってください。このほかに、施主様としての条件を加味しながら、業者を選択するといいでしょう。
① 解体業者としての許認可を得ている。
② 工事中のなんらかのアクシデントに備えて損害賠償保険に加入している。
③ マニフェストを発行し、産業廃棄物等の取り扱いを法に則って行っている。
④ 提出された見積り書がわかりやすい、そして不明点や疑問点などを丁寧に説明してくれる。
⑤ 担当者をはじめ、電話対応に出たスタッフ等の対応が丁寧で、連絡等を迅速に対応する。
⑥ 支払い条件等を明確に示してくれる。
4.相見積りによって費用の相場を把握
見積りの相場を知るための手段として相見積りがあります。相見積りでは、複数の業者を選び出して、それぞれに現地調査を行ってもらったうえで見積りを提出してもらいます。業者によってかなり見積価格に違いが出てくるかもしれませんが、見積り金額だけで判断するのは危険です。
書式は異なるものの見積り書に書かれている項目と内容をしっかり読み解き、共通する項目の費用の違いや追加費用等の確認を行いましょう。
カネックスでは、無料見積もりでしっかり内容を調査し、施主さまの不安が残らないよう、わからないことに対して丁寧にお応えいたします。
5.自治体における補助金・助成金活用について
解体工事に関して、次のような費用負担を軽減できる補助金制度が自治体によってあります。
鳥取の米子・境港エリアは以下のサイトをご参考ください。
【米子市の場合】
特定空家等を除却するときの費用の一部を補助します(令和5年度)/米子市ホームページ (yonago.lg.jp)
【境港市の場合】
空家除却支援事業費補助金:さかなと鬼太郎のまち境港市 Sakaiminato City Official Web Site
自治体の制度で共通していることは、
*申請の手続きが必要。
*必要条件を満たさなくてはいけない。
*各年度で締め切りがある、もしくはその事業の予算に申請件数が達したら締め切られる
*審査があり、結果が出るまでに時間がかかる。
*支給は解体工事が終了してから支給される。
*解体工事を着工するまえに申請しなければならないことが多い。
こういったことを理解したうえで、早めにスケジュールをたて、補助金等を積極的に活用してください。
6.建設リサイクル法に関する事前申請
これは、延べ床面積が80㎡(約25坪)を超える建物を解体する際に必要となる申請です。
建設リサイクル法とは、正式名称を「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」といって、建築や解体工事等で出る廃材などをできるだけ再資源化して有効活用するとともに、廃棄物を削減し、環境保全を目的としています。その取り組みを実践していくために、解体工事に際しては着工の7日前までに施主様が都道府県知事宛に分別解体等の計画を届け出ることになっています。これは業者が代行することも可能ですが、その場合には施主様からの委任状が必要になります。
7.建物除却届
建物を解体する際に必要な建築基準法に基づく、都道府県知事にあてた届け出です。
主に統計に活用されるもので、工事部分の床面積が10㎡を超える解体工事の場合に、着工の前日までに届け出ることになっています。これは施主様が届け出ることになっていますが、業者に代行してもらうことも可能です。なお、届け出をしないで着工した場合は、50万円以下の罰金が課せられます。
8.ライフラインに関する事前申請
解体工事に際して、ライフラインを停止する必要があります。なお、ライフラインには次のようなものがあります。
*電気
*電話
*ガス
*インターネット
*ケーブルテレビ
*浄化槽
*水道➡これは解体工事中も使用するため、停止の依頼は工事終了後に行います。なお、解体後に続けてなんらかの建築工事等を施主様が行う場合は、その工事中も水道が必要になるため、停止はしません。
9.解体工事完了後の建物滅失登記
建物滅失登記とは、その建物が無くなったということの登記です。建物を解体撤去した際、焼失した際などに法務局に届け出を行います。そのため、工事完了前から準備を進めておきます。
こちらの手続きに関しては以前お伝えしたこちらのブログをご覧ください。
解体完了後の滅失登記ってどんなもの? | 株式会社カネックス【公式】 (kanex-kaitai.com)
10.残置物処分に関する事前準備
残置物は解体時に一緒に処分することができますが、産業廃棄物の扱いとなって高い処理費用が発生します。施主様ご自身で処分をすると、費用は少し軽くなります。
11.前もってわかっている地中埋設物に関する事前準備
解体費用に影響するものとして、地中埋設物があります。これは作業を進めていくなかで発見され、その撤去に当たって追加費用が発生します。
がなかには、浄化槽や井戸などがある場合は見積りの段階で業者にお伝えください。
浄化槽処分について必要なこと
浄化槽を処分する際は、次のことを行います。
① 浄化槽内の清掃と消毒作業を専門業者に依頼して実施。
② 浄化槽廃止届出書を撤去作業終了後30日以内に都道府県知事宛に提出。
12.古井戸の処分に必要なこと
井戸の処分では、浄化槽のように自治体への届け出等の必要はありません。しかし、使わなくなった井戸をそのままにしておくと、中に木の葉やゴミなどが溜まって地下水の流れを邪魔したり、汚染したりする可能性があります。そういった事態を防ぐためにも、解体工事を機に、正しく埋め戻しを行うことが大切です。
13.慣習や信仰に関する事前準備
解体する際、また井戸を埋め戻したり、庭木を伐採したりするなどの際には、そこに宿る神様や霊に対してお祓いやお清めを行う習慣があります。「お祓いとか、やったほうがいい?」や「どうやったらいいの?」と迷われますよね。
行うべきか否かは「施主様の考え次第」ですが、行うのであれば業者にその要望をはじめに伝えておくと、準備等を行います。ポイントは行うか否かを決めることで、その判断に迷うようであれば、見積りの段階で業者と相談するといいでしょう。
解体工事で迷惑をかけること、迷惑を少しでも減らすための最大の努力をすること等を伝え、工事期間中の協力のお願いをします。
14.解体工事後の土地活用に備えた事前準備
解体工事を行う場合、多くはその後の土地活用をどのようにするか決まっていることでしょう。大まかなプランでも業者に伝えると、最後の整地の段階でそれに応じた整地方法に整えることもできますし、次の建築作業を行う業者と調整することも可能です。
15.まとめ
解体工事を進めるにあたって、それぞれの環境に応じた進め方に迷ったりしたときは、業者に相談することをお勧めします。地域密着の解体工事専門店カネックスでは施主様の大きな事業パートナーとして丁寧にお付き合いさせていただきます。解体業者選びでお困りの方はお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
鳥取エリアの皆様、良い一日をお過ごしください♪