現場ブログ

解体現場の足場について

鳥取県米子市にお住まいの皆様こんにちは!

鳥取地域密着の解体工事専門店のカネックスです。

鳥取県米子市エリアの皆様はいかがお過ごしでしょうか?

最近のニュースで札幌市白石区で建物の解体工事現場の足場がおよそ200メートルに渡って崩れ、隣接する駐車場の車に倒れかかりました。

北海道では強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪や風が強まっていて、札幌市には風雪注意報が出されていました。

山陰地方も今後の積雪などで、解体現場の状態が心配になるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで本日は足場の組み方やその安全性、解体現場の足場について解説いたします。

鳥取県米子市エリアで空き家の解体工事をご検討中の方、建て替えに伴う解体工事をご検討中の方必見の内容となっておりますので、是非最後までご覧ください。

【もくじ】

1.解体工事の足場とその役割

2.足場組み立てまでの流れ

3.足場解体の流れ

4.足場の設置に必要な届け出

5.足場設置・解体、および足場を利用した作業時の安全対策

6.まとめ

1.解体工事の足場とその役割

 解体工事足場は足がかかりとして主に金属性のパイプなどを組み立てて、そこに防音シートや防塵シート等を取り付けます。

 工事現場における足場は、その後の工事の拠点となって作業を支える重要な役割を担っています。

2.足場組み立てまでの流れ

 

 家屋解体時の足場の設置は、外構の解体工事を行って重機や機材の搬入経路が十分に確保できたタイミングで行います。

①現地調査

 相見積り等を経て依頼する業者が決まったら、詳細な現地調査を行います。

②見積りおよび施工日等の調整、仮設計画図作成

 現地調査の結果に基づいて見積りを行うとともに、工期・時期・使用材料などを再確認して仮設計画図を作成。そのうえで施主様と打ち合わせを行い設計図施工日を決定します。

③安全な作業確認のためのミーティングと資材運び入れ

 施工日当日、作業開始前に現場状況や危険個所を確認し、ミーティングによって作業計画や危険予知情報や安全確認などに関する情報確認を施工スタッフで行い、材を運び入れます。

④近隣への挨拶と配慮のための作業

 作業開始にあたって、近隣の方々への挨拶を行います。挨拶については、当日もしくは1週間ほど前に行っておきます。また、足場の部材となる鉄パイプ等の運び入れでは、周辺の人々に危険や迷惑を最小限にとどめておくために、カラーコーンを設置して歩行者の安全な歩行経路を確保したり、通行誘導をしたりするなど、状況に応じて行います。

 なお、なんらかのトラブルやクレームがあった場合、円滑にその対応ができるように施工前の現場の写真を撮影しておきます。

⑤足場の組み立て

 

⑴資材の搬入・荷降ろし

⑵基礎部分の設置

⑶ 支柱となる垂直部分の組み立て

⑷ 足場板の設置

⑸ 手すりや筋交いの設置

⑹ 落下防止策の設置

⑺ 養生シート張り

⑥施工後撮影と点検

 施工後の写真撮影を行うとともに、責任者によって施工基準や安全基準が守られているかどうかの点検を行います。

⑦施工完了、続く作業の施工業者へ引き渡し

3.足場解体の流れ

①解体撤去前のミーティング

 危険個所や安全な作業のための情報共有や作業計画の確認などを行います。

②解体・撤去作業

 足場組み立てと逆の流れで行います。

⑴手すりの取り外し

⑵ 先行手すりの取り外し

⑶ 最上階の手すりを外したら階段を外す

⑷ 踏み板を外す

⑸ 支柱を外す

③現場の清掃と施主様や近隣の方々への挨拶

 現場の建物や隣接する建物などを傷つけていないか、部材などを落としていないかを確認し、現場の清掃を行った後、施主様や近隣の方々に挨拶をして完了します。

4.足場の設置に必要な届け出

 

① 道路使用許可

 足場の設置や目的となる解体・建築工事等で道路を使用する場合、工事に関連する重機やトラックなどの工事車両の停留所にする場合に必要となります。

 この申請は、管轄の警察署に提出します。

② 道路占用許可

 足場の設置や目的となる解体・建築工事等で道路を使用する場合、現場の敷地をはみ出して足場を設置しなくてはならない場合に必要となります。しかし、これらを含めたものが敷地内で収まる場合は、道路占用許可は必要ありません。

③ 機械等設置届

 高さ10m以上の足場を設置する場合、また「張り出し足場」や「つり足場」と呼ばれる足場を設置する場合に、必要となります。届け出の提出先は、所轄の労働基準監督署になります。

5.足場設置・解体、および足場を利用した作業時の安全対策

 

足場の設置・解体、および足場を利用した作業時の安全対策

 解体工事や建築工事現場では、足場を利用した高所作業を安全に行うために、労働安全衛生規則に基づいて以下をはじめとしたさまざまな対策が義務づけられ、私たち業者もそれに沿って対策を取っています。

【足場の設置・解体、および足場を利用した作業の墜落防止のために】

 つり足場や張り出し足場の設置や作業、高さが2m以上の足場の組み立てや解体・変更するとき、足場材を緊結・取り外し・受け渡しの作業を行う際は、次の作業を行います。

*幅40㎝以上の作業床を設置(現場の状況に応じて困難な場合を除く)

*安全帯を安全に取り付けるための設備等を設置し、作業員は安全帯を使用します。

*組み立て・解体または変更の時期や範囲、および順序を作業に当たる作業員に周知させる。

*組み立て・解体または変更の作業を行う区域内には、関係労働者以外の立ち入りを禁止。

*材料・器具・工具などを上げ下げするときは、必要に応じてつり綱やつり袋などを使用する。

【組立後の点検】

 足場の組み立て後は、十分な知識と経験を有する者がチェックリストに基づいて作業開始前に点検を行います。

 足場作業を安全に行うための対策は、上記のほかにも部材の設定基準など細部にわたってあります。また、ヘルメットや安全帯の装着、強風や雨天など天候を配慮して無理な作業を強行しないなど、人命最優先を心掛けています。

6.まとめ

 解体工事や建築工事を進める際、どうしても本体工事に目が向きがちですが、足場の設置やその状況および管理が、本体工事を支えています。足場は工事の安全性を守るために欠かせないものですが、そのことが工事の質やスムーズな進行、近郊の皆さんへの配慮などに影響し、工事全体に大きな影響を与えます。それだけに、私たち業者は、この足場設置の段階から気を引き締めて工事に臨んでいます。お客様から見てもしお気づきのこと、ご不明のことがありましたら、どうぞお気軽にお声を掛けてください。

鳥取県米子市の皆様いかがでしたでしょうか。

鳥取地域密着の解体工事専門店カネックスでは、解体工事についてのご相談を無料で行っております。解体業者選びでお困りの方はお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

鳥取県米子市エリアの皆様、良い一日をお過ごしください♪

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