現場ブログ
足場法改正~安全を守るための必要な措置~
鳥取県米子市にお住まいの皆様こんにちは!
鳥取米子地域密着の解体工事専門店のカネックスです。
米子エリアの皆様はいかがお過ごしでしょうか?
本日のテーマは「足場法改正~安全を守るための必要な措置~」でお送りいたします。
鳥取米子エリアで空き家の解体工事をご検討中の方、建て替えに伴う解体工事、一軒家の取り壊しをご検討中の方必見の内容となっておりますので、是非最後までご覧ください。
<目次>
➀足場法の改正と解体への影響
2024年4月から施行された足場法改正は、解体業界に大きな影響を与えています。
この改正は、解体作業中の安全確保を目的としたものであり、解体作業における足場の設置基準を強化するものです。具体的には、以下の点が変更されました。
- 一側足場(ひとかわあしば)の使用範囲の明確化
これまで、家屋解体では、省スペースで設置できる一側足場が広く使用されてきました。しかし、今回の改正では、原則として本足場を使用することが義務付けられました。本足場は、一側足場よりも幅が広く、手すりもしっかりとしているため、より安全性の高い足場です。 - 足場の点検者の指名義務化
解体作業においては、足場の安全性を確保するために定期的な点検が重要です。今回の改正では、解体業者は、足場の点検を行う者を事前に指名し、その氏名を記録・保存することが義務付けられました。これにより、点検の責任の所在を明確化し、安全性の向上を図ります。
【参考】厚生労働省:https://jsite.mhlw.go.jp/akita-roudoukyoku/content/contents/001611331.pdf
これらの改正は、作業負担とコストを増加させる要因となります。本足場は、一側足場よりも資材量や設置時間が増えるため、必然的に足場代が値上がりします。また、足場の点検には専門知識と技術が必要となるため、点検員の確保や教育にもコストがかかります。
②解体費用値上げの理由
解体費用の値上げは、主に以下の3つの理由が挙げられます。
- 足場代の高騰
前述の通り、足場法改正により、本足場の使用が義務化されました。本足場は、一側足場よりも資材量や設置時間がかかるため、必然的に足場代が値上がりします。 - 人件費の高騰
足場の点検には専門知識と技術が必要となるため、点検員の確保や教育にコストがかかります。また、近年の人手不足により、解体作業員の人件費も上昇傾向にあります。 - 廃棄物処理費の高騰
解体工事で発生する廃棄物は、適正に処理する必要があります。近年、廃棄物処理費の高騰も解体費用の値上げに影響を与えています。
③解体をご検討中のお客様への影響
足場法改正は、労働者の安全を守るための重要な措置です。
しかし、その一方で、業者側の作業負担とコストを増加させる要因にもなっています。個人宅の解体費用にも影響を与える可能性があります。その他にも、様々な要因で解体費用は値上がり傾向にあります。
解体をご検討されている方は、足場法改正の影響を理解した上で、計画的に進めていくことをおすすめします。
④ 鳥取県米子市で解体工事をするならカネックス
鳥取米子地域密着の解体工事専門店カネックスでは、解体工事についてのご相談を無料で行っております!
また、弊社では、解体にともなう近隣の方々への挨拶回りも行っております。一軒家の取り壊しを検討中の方、解体業者選びでお困りの方はお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、鳥取県米子市の皆様、良い一日をお過ごしください♪