現場ブログ
鉄骨建物の解体
鳥取県米子市エリアにお住まいの皆様こんにちは!
鳥取地域密着の解体工事専門店のカネックスです。
週末から大雨が続いて、一気に寒くなりましたね!
鳥取県米子市エリアの皆様はいかがお過ごしでしょうか?
本日のテーマは「鉄骨建物の解体」でお送りいたします。
ビルや店舗など、多くの建物で用いられている鉄骨建物ですが、いざ解体!となったときに、どのような解体をするのか、種類や基礎的な部分をわかりやすくお伝えいたします。
鳥取エリアで空き家の解体工事をご検討中の方、建て替えに伴う解体工事をご検討中の方必見の内容となっておりますので、是非最後までご覧ください。
【もくじ】
1.鉄骨(S造)建物とは?
そもそも鉄骨(S造)建物とはS造のSは鋼や鋼鉄を意味する「Steel(スチール)」の頭文字をとったもので、建物に鉄骨を用いて建築した構造体のことをいいます。
2.鉄骨(S造)のほかにも
木造
鉄筋コンクリート造
鉄筋鉄骨コンクリート造
など、さまざまな構造体の種類があります。
鉄骨建物のメリットは「燃えにくい」「強度が高い」という特徴、またなんらかの強い力が加わった時に折れるのではなく「曲がるだけ」で済むという特徴があります。
鉄骨の中でも2種類あり、ます。
♦軽量鉄骨造 厚さ6mm未満の鋼材を使った構造
♦重量鉄骨構造厚さ6mm以上の鋼材を使った構造(いわゆる鉄骨造)
軽量鉄骨造はその名の通り軽く製造コストも低いため、工期が短かったり家賃が安かったりしますが、重量鉄骨造やRC造、SRC造と比べると耐久性、耐震性、耐火性、防音性などの面で劣ります。
3.鉄骨造の解体方法
♦鉄骨切断カッター工法
ショベルカーの先端部分にハサミのような形状をした専用のアタッチメント(カッター)を取り付けて鉄骨を切断する工法です。
解体効率が高いため工期の短縮につながるほか、作業の安全性が高いというメリットがあります。
♦ガス切断工法
切断したい部分を加熱し酸素を吹き付けて酸化させ、酸化物となった鉄骨をガスで吹き飛ばすという工法です。騒音や振動が少ないメリットのほか、狭小地での解体工事にも適した工法です。
4.解体手順と方法
解体の手順は一般的な解体工事と基本的には同じ流れで行います。
建物全体を防音・防塵シート(養生シート)で囲ったら、石膏ボードなど内装解体工事を行います。
この内装解体は人力です。また、アスベスト含有建材がある場合は内装解体の時点で除去します。
建物が鉄骨だけになってきたら、重機を使って解体します。この時、先ほどの鉄骨切断カッター工法やガス切断工法などを交えながら解体を進めていきます。
建物の解体が完了すると、今度は基礎の撤去が始まります。基礎の撤去は重機を用いて行います。
基礎の撤去が完了すると、ガラの撤去、整地を経て無事に解体工事が完了するという流れです。
5.解体した鉄骨の処理方法
解体工事で発生した鉄骨は「鉄くず」となり、産業廃棄物として処理されます。
しかしながら、再利用の確率が高いため、ほぼ100%近い割合で同じ鉄骨の製品として生まれ変わります。
そのため、産業廃棄物収集運搬業者や不要品回収業者などが買い取ってくれることがほとんどです。
鳥取地域密着カネックスではSDGsに特化した産業廃棄物中間処理業も手がけており、一貫したサービスを提供いたします。解体業者選びで迷われている方、ぜひ一度ご相談ください。
6.まとめ
解体工事費用は同じ床面積であっても、その他の条件によって大きく変わってきますので、参考程度にとどめていただき、まずは解体業者に見積もりをもらって最終的に判断するようにしましょう。
また、解体工事を依頼する業者には、その建物にアスベストが使われているかどうかを伝える必要があります。
解体する鉄骨建物にアスベストが使われているかどうかが分からない場合は、事前に専門業者に調査を依頼しておくことをおすすめします。
場合によって自治体から補助金が出る可能性があります。
鳥取の皆様いかがでしたでしょうか。
鳥取地域密着の解体工事専門店カネックスでは、解体工事についてのご相談を無料で行っております。解体業者選びでお困りの方はお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
鳥取エリアの皆様、良い一日をお過ごしください♪